2016.10.18

千葉県養育里親研修

先日10月9日,千葉県養育里親研修の講師として,「子どもの権利擁護と虐待防止」をテーマにお話しさせていただきました。

里親とは,何らかの事情で家庭で生活することができない子どもたちを,保護者に代わって,一時的にあるいは継続的に育ててくださる方をいいます。
里親による子どもの養育は,児童福祉法に基づいて行われますが,里親になることを希望される方は,研修を受け,児童相談所に登録する必要があります。

そして,今回,この里親になるために受講する研修において,当職がお話しさせていただいた次第です。

衣食住,そして身近な大人からの愛情は,子どもの健全な育成に欠かせません。
里親のみなさんは,子どもの権利擁護に重要な役割を果たしてくださっています。

子どもは,未来の社会の担い手です。
子どもが健全に成長できる環境を整えることは,一家庭の問題に止まらず,社会全体で取り組むべき課題だと思います。

弁護士として,それ以前に社会の一員として,子どもの権利擁護に関する取組みを,微力ながらも続けていきたいとの思いを新たにしました。

(文責:西田)